2012年5月16日水曜日

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大分のニュース

27日、津久見で試験焼却についての説明会

[2012年05月16日 10:52]
    東日本大震災で発生したがれきの広域処理に関して、県は太平洋セメント大分工場(津久見市)での試験焼却に理解を求める地元説明会を27日午後7時から、市民会館会議室で開く。吉本幸司津久見市長が15日の定例会見で発表した。
    説明会は市民以外も出席できる。当日は甲斐倫明県立看護科学大学教授が「知っておきたい放射線の基礎知識」と題して講演。県は災害廃棄物の広域処理、県の受け入れ基準と安全確認体制、太平洋セメント熊谷工場での実証実験などについて説明する。
    会見で吉本市長は、大分工場が受け入れの前提としている「地域の承諾」について、「現在、市内の廃棄物を燃やす上で、市と工場とで結んでいる協定の基準 に合致しており、市民の中に大きな反対がなければ市民の合意と見なす」とし、新たな手続きは不要との考えを示した。県や市からの大分工場への正式要請は行 われていないが、大分工場は受け入れの前提として▽安全性が確保されたものであること▽地域の承諾が不可欠―としている。

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