2012年5月10日木曜日

http://mainichi.jp/area/oita/news/20120403ddlk44040442000c.html

東日本大震災:がれき処理、意見続々 「県が責任負うのか?」 市町村「万一」に不安 /大分

毎日新聞 2012年04月03日 地方版
 県は2日、県内18市町村と2事務組合に実施した震災がれきの広域処理の課題、要望アンケートの結果を発表した。広瀬勝貞知事は記者会見で「津久見、大分市など、条件が整えば(受け入れる)、という自治体はいくつかある」と話した。
 将来的に放射線の問題が生じた場合に県が責任を負うのか▽県が受け入れ基準とした1キロ当たり100ベ クレル以下が本当に安全か−−など50の意見が廃棄物対策課に寄せられた。条件付きで受け入れるとの文言はないものの、比較的ハードルが低いとみられる自 治体は複数あったという。「公表前提のアンケートではない」として同課は市町村、組合名は明かしていない。月内に結果を国に報告し、県の考えも明らかにす る。
 広瀬知事はかねて、「放射性物質汚染の心配がないがれきの受け入れは積極的に考えてもいい」と前向きで、会見では、安全基準確立▽事前事後検査体制▽住民理解−−が必要とした。【土本匡孝】

0 件のコメント:

コメントを投稿